MacBook Pro(macOS Sierra)にTeXを導入

MacTeXを導入する手引き

TeXとは

 TeXとは、簡単に言えば「プログラミングのような書式で文書作成をする」という特徴があります。文書作成をする時に用いられているMicrosoft Office Wordよりも優れている点は、文書の体裁をより簡単に整えられることです。つまり、論文のように長い文書を書かなくてはならない場合にはとても有効です。

MacBook Proの環境について

LaTeXの導入手順

 LaTeXを導入する一連の流れは下記に示す通りです。

  1. ghostscriptをインストールする(省略可)
  2. MacTeX 2017をダウンロードする
  3. TeX Liveを最新版にアップデートする
  4. 日本語フォント(ヒラギノフォント)の設定をする
  5. TeXShopの日本語設定をする

1. ghostscriptをインストールする

 ghstscriptは、TeXで作成したものを出力する場合にPDFへ変換する際に必要になります。
 今回は、homebrewでインストールしますが、Mac TeXをダウンロードする際にも自動でダウンロードされるので、省略しても構いません。

brew install ghostscript

2. MacTeX 2017をダウンロードする

 公式サイトからMacTeX.pkgをダウンロードします。
 中央にあるMacTeX.pkgをダブルクリックして、ダウンロードしてください。 f:id:kakubari-ryusei:20170703162824p:plain

 インストールが終了したら、MacTeX.pkgを開いてインストールしてください。
 ただし、1. ghostscriptをインストールするを終えている場合は、インストールの種類でカスタマイズを選択して、Ghostscriptをスキップするようにしてください。

3. TeX Liveの最新版にアップデートする

 インストールされたMacTeX 2017のTeX Liveレポジトリの内容を最新の内容に更新するために、下記のコマンドを実行します。

sudo tlmgr update --self --all

 ここで、sudo: tlmgr: command not foundと表示されエラーになってしまう場合には、下記の方法を試してください。

  1. ターミナルを一度閉じて(exit)、再度開いてコマンドを実行する。
  2. tlmgrコマンドのPATHを通す。
    1. sudo /usr/local/texlive/2017/bin/x86_64-darwin/tlmgr path addを実行する。

4. 日本語フォント(ヒラギノフォント)を設定する

 OS Xに標準搭載されているヒラギノフォントを使用するために、下記のコマンドを実行します。

sudo cjk-gs-integrate --link-texmf --force
sudo mktexlsr
sudo kanji-config-updmap-sys hiragino-elcapitan-pron

5. TeXShopの日本語設定をする

 TeXShopは、TeXで執筆する際に使用するアプリケーションです。

  1. [TeX Shop] -> [アップデートを確認…]で、最新版にします。
  2. [TeX Shop] -> [環境設定…]で、[書類] -> [設定プロファイル] -> [pTeX(ptex2pdf)]を選択します。 f:id:kakubari-ryusei:20170703183425p:plain f:id:kakubari-ryusei:20170703183428p:plain

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