Vim 設定編
Vimの設定
Vimの設定は、.vimrcに記述していきます。
設定ファイルの位置確認
.vimrcの位置を確認するには、下記のコマンドをターミナル上で入力してください。筆者はzshを使っているため、コマンドの前には”%”がついています。そのため、読者がコマンドを入力する場合には、”%”以降を入力してください。
% vim --version
上記のコマンドを入力することで、下記の情報が出力されてます。
system vimrc file: "$VIM/vimrc" user vimrc file: "$HOME/.vimrc" 2nd user vimrc file: "~/.vim/vimrc" user exrc file: "$HOME/.exrc" fall-back for $VIM: "/usr/share/vim"
設定を記述するべきファイルがあるPATHは、”user vimrc:”の後に表示されています。また”$HOME”は、”~”に置き換えることができます。
基本的な設定
ここでは、最低限必要だと考えられる設定について説明します。
set number set title set tabstop=4 set expandtab set shiftwidth=4 set smartindent set virtualedit=block set whichwrap=b,s,[,],<,> set cursoline
上記の設定について、簡単に説明します。
項目 | 説明 |
---|---|
number | 行番号を表示する。 |
title | ターミナルのタイトルにファイルの名前とPATHを表示する。 |
tabstop=4 | Tabの幅をスペース4つ分にする。 |
expandtab | Tabを半角スペースで挿入する。 |
shiftwidth=4 | Vimが自動で生成するTabの幅をスペース4つ分にする。 |
smartindent | 改行する時などに、自動でインデントを設定する。 |
virtualedit=block | 文字のないところにカーソルで移動できるようにする。 |
whichwrap=b,s,[,],<,> | カーソルの回り込みをできるようにする。 |
cursoline | カーソルが行に下線を表示する。 |